電子書籍か本棚書籍かどちらが教育に良いか
私のKindle Fire 10 |
そもそも「本棚に本が並んでいるだけで子供の教育になっていた様な面」というのがどういう事か分かりませんがそれはそれとして回答は以下のようなものです。
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私も昔は蔵書数千冊を目指して書籍を買い集めました。将来引退して時間ができたら読もうと思ったからです。しかし家族たちはどうせ読まないのだからただのムダ使いと思っていたようです。事実興味が変わりほとんどの本は引っ越しを期に整理してしまいました。
今はKindle3台にiPhone1台で電子書籍を読んでいます。
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10インチのKindleは画面の広さを生かして主にデッサンや絵画関係の書籍のトレースの練習に使っています。電子書籍だと背面光がありますからプラスティックの板を一枚かぶせればトレースが可能です。
8インチは言語を英語に設定してAmazon.comから英語書籍を購入しアガサクリスティーなどを読ませて楽しんでいます。アマゾンの読み上げ機能の発音は良好なのでリスニングの練習になります。また英語でKindleを操作するのは語学学習にとても重要なインターラクションを日常的に行うためです。
7インチのKindleは持ち出し用です。これは中国語を言語に設定しています。それによりドラクエなどのゲームが対応言語の中国語で遊べるようになります。また中国語を教える時に上級者にもこのゲームを遊ばせて中国語を読むスピードを高めています。
大体電子書籍は紙の本より安く購入できます。また無料で名作が読めますから教材で必要な本がすぐに読めます。このように電子書籍を上手に使える事は身近に図書館を持つことにもなります。
書棚の本と電子書籍の違いは特に語学の学習の面で大きく違うことです。
Kindleを買う前はこれほど英語に親しみを持つことが出来ませんでした。読み上げてくれる機能のみならず単語をワンタッチで内蔵辞書へとつなぐ機能。更に辞書だけでなく翻訳やウエブサーチをワンタッチできる機能は調べ物に最適です。
iPhoneアプリのKindleは読み上げ機能は制限されますがほとんどのKindle機能が使えます。
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子どもたちは新しいモノを欲しがり手に入れるとどんどん吸収し創意工夫する天性の才能があります。高校生くらいならIT知識も豊富ですから電子書籍の方が子供の教育に役に立つのではないでしょうか。
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